2016.5.10
東京アートアンティーク2016 開催の模様
東京アートアンティーク2016 開催の模様 会場の様子(丸善 日本橋店 3階ギャラリー)
東京アートアンティーク2016 初日は午前中少し雨が振りましたが、続く2日間は天気もよく、多くの方にお越しいただきました。来場者数は店舗によりまちまちですが、多いところでは1日あたり250名近くお越しいただき(参加店アンケート集計結果)、来場者アンケートによると、今回初めてお越しいただいた方も多かったようです。
初日14日は、午前中にNHKの首都圏ネットワークに取材いただきました。実行委員会メンバーでもあるギャラリーこちゅうきょの伊藤潔史氏がイベント主旨やチャリティ入札会についてのインタビューを受けました。
午後はTOKYO MX NEWS の取材で、事前に幾つかの店舗の様子を撮影していただき、夕方6時から、こちらも実行委員会メンバー林田画廊の林田泰尚氏がイベント主旨について生中継のインタビューを受けました。
Gallery Seek の塩野秀樹氏と四季彩舎の石井信氏は、それぞれの展示作品の見どころ、楽しみ方についてインタビューを受けました。4分程の放送でしたが、生中継ということで何度も時間を計りながらリハーサルを重ね、本番に挑む緊張感はなかなか体験できない凄みがありました。
今回の東京アートアンティークは、イベントも多く、初日の午後6時からはワールド・アンティーク・ブック・プラザでミヒャエル・シュタインバッハ氏のギャラリートーク、2日目は町田市立博物館の矢島律子氏と常盤山文庫の佐藤サアラ氏をゲストに迎えた特別企画の座談会、繭山龍泉堂の川島公之氏のギャラリートーク(翌日同様)がありました。
ギャラリートーク 「近代の誕生~ウィーン1900年のスタイルとアイデンティティー」
東京 アート アンティーク2016 × 町田市立博物館 × 常盤山文庫 特別企画座談会『 中国陶磁うつくし Fascinating Chinese Ceramics』
ギャラリー・トーク 川島公之 『中国陶磁~絵皿の世界』
何れのトークイベントも満席状態となり、来場者の感心の高さが感じられ、会期中に行ったアンケートのご要望でもトークイベントなどの学びへの意識の高さがうかがえました。
また、今回の東京アートアンティークでは、初の試みとして、チャリティ入札会を行いました。東京アートアンティークでは、もっと美術品を身近に感じていただき、楽しみ方を提案したいという思いから、この企画を実現しました。
東京アートアンティーク参加店の内、12店舗が作品をそれぞれの店舗で入札作品を出品しました。各店舗の作品は、美術品購入のきっかけとなるようなお手頃なものから、ちょっとマニアックなものまであり、場合によってはとてもお得な値段で落札することができます。チャリティ入札会の作品を目当てに廻っている方もいらっしゃったようです。17日に入札は全て終了し、落札された方には店舗より直接ご連絡がいきます。
この入札会は落札価格の一部を慈善団体に寄付することも目的の一つです。
寄付先は各店舗によって異なりますが、寄付金額は寄付手続きが全ての店舗で済み次第ウェブサイトでご報告いたします。
会期中は48店舗で企画展が催され、それぞれの趣向を凝らした作品が並べられました。
各店舗の企画展の詳細はイベントページをご覧ください。
次回の東京アートアンティークでは、更に多くの方々に楽しんでいただけるよう、参加店一同精進して皆さまのお越しをお待ちしております。