2018.6.5

東京アートアンティーク2018 開催の様子

ギャラリーにフラッグが掲げられて目印になっています。

ギャラリーにフラッグが掲げられて目印になっています。

東京アートアンティーク2018 の3日間は、初日と最終日は夏日のような天気に恵まれ、初夏のような気候の中での開催となりました。

今年は昨年を3店舗上回る89軒の店舗が参加し、そのうち52店舗が来場者に向けて企画展を行いました。

来場者数は店舗によりまちまちですが、多いところでは1日あたり120名近くお越しいただき(参加店アンケート集計結果)、来場者アンケートによると、今回初めてお越しいただいた方も多かったようです。

今年は開催日が3日間に戻ったこともあり、訪れた方も多かったように思います。

二日目と三日目には毎年恒例の繭山龍泉堂川島公之氏のギャラリートークが行われ、今回は「土偶」をテーマに中国の俑や日本の埴輪など、実際の展示物を見ながら話しました。

二日目の夜には荒川正明氏のトーイベント「古陶磁の研究とコレクション」が行われました。出光美術館時代に最初に手がけた展覧会で探し出したという板谷波山の壺の話は大変興味深いものがありました。古陶磁に詳しくない方には少しマニアックな話になったかもしれませんが、エピソード的なお話が多かったので、わかりやすかったのではないでしょうか。

繭山龍泉堂、川島公之「DOGU」ギャラリートークの様子
繭山龍泉堂、川島公之ギャラリートーク「DOGU -土偶いろいろ-」の様子

 

トークイベントの様子
荒川正明氏のトーイベント「古陶磁の研究とコレクション」の様子

 

三日目には、今年初の試みとなった「アート&クラフト市 ART & CRAFT MARKET at TOKYO SQUARE GARDEN」への参加です。インフォメーションブースとして設置させてもらい、希望するギャラリーは、絵葉書やエコバッグ、ちょっとした作品を展示即売しました。

大変目につきやすい場所だったため、多くの方が「どこでやっているの?」と声をかけていただき、パンフレットをお渡しすることができました。

ハンドメイドマルシェでの様子
アート&クラフト市@TOKYO SQUARE GARDENでの様子

 

絵葉書やアクセサリー、陶器が並びました。

画廊さんの絵葉書やアクセサリー、陶器が並びました。
実際に作品を描いた作家さん自らご自身の品物を販売してくれました。

 
また、同じく今年初の試みとして、道ゆく方がスマートフォンで気軽にギャラリーの解説を聞ける「音声ガイド」を導入しました。

オーディオツアー張り紙
各店舗には、QRコードと地図番号をわかりやすい場所に設置していただきました。

 

  

3日間の開催を通して各ギャラリーでは様々な企画展が行われ、それぞれの特色を見せました。会期中は52店舗が企画展を行いましたが、年々ユニークな企画展が開催され、参加店にも力の入った展示が目立ちました。

開催した展覧会の一覧はこちら(2019年1月頃まで掲載)

林田画廊での展示
林田画廊での展示「青木志子日本画展 だるまさんといっしょ」

 

ワークショップの様子
林田画廊 展示と同時に行われたワークショップの様子

 

井上オリエンタルアート日本橋での様子

井上オリエンタルアート日本橋で行われた、クリエイター亀井紀彦氏とのコラボレーション展示の様子。花びらを一枚一枚組み合わせて作る花の造形です。

 

アートスペース繭の様子
アートスペース繭「襤褸(ぼろ)」での様子

 

古美術花徑での展示の様子
古美術花徑「小さな額と小さな花器」の展示の様子

 

アートスペース羅針盤の展示の様子
アートスペース羅針盤「ホリグチ シンゴ 展」の様子

 

松本松栄堂の展示の様子
今年初参加の松本松栄堂「平安時代から現代まで」展の様子

  

白銅鞮画廊での展示の様子
今年初参加の白銅鞮画廊「第3回 田嶋健太郎展」の展示の様子

 

前坂晴天堂での様子
毎年混み合う前坂晴天堂の「普段使いの古伊万里展」での様子

  

メゾンドネコでの様子
メゾンドネコ「Life on this planet」展での様子

齋藤紫紅洞での様子
齋藤紫紅洞「香の世界」展の様子

 

 

もう一つ東京アートアンティークが力を入れたイベントは、今年で3回目の試みとなった「チャリティ入札会」です。

今年は9店舗が参加し、参加店も初心者が積極的に楽しめるもの、楽しむきっかけになるようなものを念頭に出品しました。

入札価格の一部を慈善団体へ寄付する目的もありますが、参加店と入札者が共に社会へ貢献できることから新しい出会いや関心が生まれ、入札に参加する来場者も増えているように思います。寄付金額の総額は、寄付手続きが全ての店舗で済み次第ウェブサイトでご報告いたします。
 

古美術花徑 チャリティ入札会の様子
古美術花徑 チャリティ入札会の様子

 

 

 最後になりましたが、今年はギャラリーインタビューを再開しました。

お店の様子や、この期間に展示する作品について、作家さんにもインタビューを行いました。

  

インタビューの様子
四季彩舎でのインタビューの様子

 

インタビュー動画はこちらよりご覧いただけます。

https://www.tokyoartantiques.com/interviews/

 

次回の東京アートアンティークでも更に多くの方々に楽しんでいただけるよう、参加店一同精進して皆さまのお越しをお待ちしております。

ご来場いただいた皆さま、心よりお礼申し上げます。

 
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